玄関ポーチとは？その特徴と大切にすべきことをご紹介
玄関ポーチは、家族だけでなく友人などの訪問者も使う住宅の入口です。
住宅の印象はもちろん、住みやすさも左右する場所なので、デザイン性と機能性を両立させつつ設計しなければなりません。
今回は、玄関ポーチについてとポーチを作る際のポイントを紹介します。
□玄関ポーチとは？
玄関前の屋根(庇)の下の空間のことを玄関ポーチと呼びます。
広いスペースがあれば植物を飾る場所としても使えます。
デザインとしては、庇だけのシンプルなものからフェンスや壁で目隠ししたものまで様々です。
玄関アプローチは門から玄関につながる通路やその周囲を指すので、一戸建ての一部ではないという点で玄関ポーチとは異なります。
玄関ポーチの役割としては主に以下の3つがあります。
1つめは、「人と物の出入りを円滑化する」ことです。
ポーチがあることで、宅配業者などの訪問者とのやり取りがしやすくなり、また荷物や自転車の置き場としても使えます。
2つめは、「雨風や日差しを遮る」ことです。
庇があるので、雨が降っていても雨にぬれずに訪問者の応対ができ、外出時には傘をさしてから外へ出られます。
3つめは、「外観の印象を上げる」ことです。
冒頭でも述べたように、ポーチのデザイン次第で印象は大きく変わるのでデザインにこだわると良いでしょう。
□ポーチをつくる際のポイント
＊広さ
玄関ポーチは人が行きかうスペースです。
2～3人が居られるくらいのスペースがあると出入りの際に困らないでしょう。
ただ、外開きタイプのドアの場合はさらにスペースが必要になることもあります。
＊屋根
あまりに小さい屋根だと、雨や日差しを防ぐといった役割を果たせないのでポーチ全体を覆うサイズの屋根を選ぶと良いでしょう。
また、人気のあるフラットルーフには、汚れが溜まりやすく掃除がしにくいというデメリットがあります。
デザイン性も考慮しつつ傾斜のある掃除のしやすい屋根を選ぶのがポイントです。
＊床材
玄関ポーチに使う床材は、雨でも滑りにくいもの、汚れにくく掃除しやすいものを選ぶと良いでしょう。
好みのデザインのもので、かつ上の2点がそろった素材だと、言うことなしですね。
以上の他にも、防犯対策としてセンターライトや靴の脱ぎ履きがしやすい外開きの玄関ドアを設置するなどがポイントとして挙げられます。
□まとめ
今回は、玄関ポーチについて紹介しました。
玄関ポーチを考えるときは、デザインはもちろん機能性も重視するとより良い玄関ポーチができます。
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