マイホームの予算の決め方とは?家づくりについて考え始めた方必見です!
みなさんはマイホームの購入にどれだけの費用が必要なのかご存じでしょうか。
この記事では注文住宅を建てるのに必要な費用と予算の決め方を解説します。
□マイホームの購入にかかる費用はどれくらい?
2019年にフラット35という住宅ローンを利用して家づくりをした方で、注文住宅にかけた費用の平均はおよそ3500万円だということがわかっています。
これは中古戸建ての2500万円に比べると約1000万円ほど高くなっています。
注文住宅と中古戸建てのように、建て方によっては1000万円以上の金額差があるため、家族構成やご自身のライフスタイルと相談しながら慎重に決めていく必要があります。
また、建て方だけではなく建てる場所によっても予算は変わってきます。
全国の平均相場が約4300万円であるのに対して、首都圏はそれより700万円以上高い5000万円です。
このように家を建てる場所も価格差を生じさせる原因になっているのです。
□予算の決め方を解説します!
ではどのような流れで予算を決めていけば良いのでしょうか。
予算を決めるには「自己資金の額を決める」「住宅ローンの借入額を決める」「住宅の購入金額の限度を決める」の3つの流れに沿うとスムーズに進みます。
それぞれのステップについて詳しく解説していきます。
まずは自己資金の額を決めましょう。
住宅の価格は購入時に必要な金額と購入後にかかる金額のトータルで決まります。
自己資金を決める際に考えるべきなのが、「手元にどれだけのお金を残すのか」ということです。
貯蓄のほとんどを購入資金に充ててしまうと、引越しや登記費用などのような出費に対応できなくなる可能性があります。
次は住宅ローンの借入額を決めることです。
融資額を決める際には、金利をもとに総支払い金額を計算し、毎月の返済額をはっきりさせておくことが重要です。
そして、安定した返済を進めるために無理のない計画にしておくと良いでしょう。
最後は住宅の購入金額の限度を決めることです。
先の2つのステップで自己資金と住宅ローンの借入金額を決定したら、そこから購入資金を決定できます。
しかし、住まいだけではなく、土地も購入する場合は資金の全てを建物に充てられません。
そのため、土地の購入や借入資金がどれくらいなのかをしっかり把握した上で建物にかける予算を設定する必要があります。
□まとめ
マイホームの購入にかかる費用がどれくらいなのか、どのようにして予算を決めていけば良いのか、わかっていただけたでしょうか。
今回ご紹介した予算の決め方を実践して、無理のない返済計画を立ててくださいね。