平屋の夏は暑い?平屋をご検討中の方必見!
皆さんは、平屋タイプの家の夏場が暑いと言われていることはご存知でしょうか。
これからマイホームを建てようと考えている方で、夏場でも過ごしやすい家なのかどうかは気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、平屋の夏が暑いのは本当なのか、そしてその原因と対策法は何かについて解説します。
□平屋の夏は暑いのか?
ここでは、平屋の夏は本当に暑いのかについてご説明します。
実際に平屋に住んでいる方々の意見を聞くと、「真夏のように暑く、扇風機を回しても台所では汗が出ます。」「冷房をつけても室内は30度を超えます。」という声が上がります。
このような意見を鑑みるに、やはり夏場の平屋は相当暑いことが伺えます。
では、なぜ平屋はこんなにも暑くなってしまうのか、その原因を3つご紹介します。
*居室と屋根の距離が近い
夏場の平屋が暑くなるのは、部屋と屋根の距離が近いことが原因の一つです。
平屋や平面につくられているため、太陽の光によってこもった熱が、部屋にまで伝わってしまいます。
*適切なひさしが設置されているか
「ひさし」は、夏場は太陽の光を遮り、冬場は陽の光を室内まで届けてくれるといった、部屋の温度調整をする役割があります。
しかし、最近の家屋にはひさしが設置されていないものも多く、それが平屋での生活に影響を与えているかもしれません。
*通風の有無
平屋で快適に過ごすためには、通風の有無も重要になります。
立地などによって風通しが悪くなりやすい平屋では、キッチンなどの熱を発する場所で室温が高くなってしまう場合があります。
□平家の暑さ対策についてご紹介!
ここでは、どのように平屋で夏の暑さに対処するのかをご紹介します。
まずは、屋根裏のスペースを大きく取る対処法です。
屋根裏に大きな空間をつくることで、そのスペースに屋根から伝わる熱い空気を溜め込めるようになります。
さらに、狭い小屋裏と比較して、屋根と居住スペースの間の距離が長くなるため、太陽からの熱を伝わりにくくできます。
家屋のデザインによるので容易にできることではありませんが、切妻や片流れというデザインでは屋根裏のスペースを広く取れるので、家を建てる予定のある方は、一度検討してみてください。
次に、屋根に使用する断熱材の量を増やしたり、質の良い素材を使用したりする方法です。
断熱材にも様々な種類が存在しますが、グラスウールを屋根に充填することで、費用を抑えられます。
□まとめ
今回は、平屋の夏場が暑くなる要因と対策方法について解説しました。
家はそのデザインによって、機能性が大きく異なるため、それぞれの特徴をあらかじめ調べておく必要があります。
マイホームを検討している方は、ぜひ当社へご相談ください。