災害に強い家はどんな家?どんな災害に備えるべき?
日本は災害の多い国でもあります。
そのため、日本で家を建てるのであれば、災害に強い家にすることが大切です。
今回は、災害に強い家を建てるために知っておきたい、災害に強い家の条件をご紹介します。
家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□備えるべき災害と備える目的とは?
*備えるべき災害とは?
日本は災害が多い国ですが、家に被害をもたらす災害の多くは地震、あるいは水害です。
災害の中でも特に被害の大きかったものは「激甚災害」に指定されますが、その激甚災害の多くは地震あるいは水害です。
近年では、2018年に4件、2019年に3件の激甚災害がありました。
この7件のうち、暴風雨(豪雨)が6件で、残りの1件が地震でした。
このことからも、地震と水害に備えることの重要性が分かりますね。
*災害に備える目的とは?
災害に備える目的は、災害による被害を軽減することです。
被害には、直接的な被害だけでなく、間接的な被害もあります。
間接的な被害は、例えば、停電や断水などです。
停電や断水が起こると、災害の後の生活に支障をきたしてしまうため、こうした 被害への対策も必要です。
□災害に強い家はどんな家?
地震に強い家の多くは、上下階が正方形の間取りとなっています。
凹凸の多い複雑な形は力の偏りが起こりやすく、地震に強い形とは言えません。
また、地震に対する強さの指標として「耐震等級」があります。
耐震等級が高ければ高いほど、地震に強い家と言えます。
台風に強い家の特徴は、地震に強い家の特徴とよく似ています。
できるだけシンプルな形の家が理想です。
ただし、台風の場合は、屋根の形も重要です。
よくある屋根の形としては、「寄棟(よせむね)」「切妻屋根(きりづまやね)」「片流れ」などがあります。
この中では、寄棟が最も台風に強いとされています。
雨漏りに強い家の特徴としては、軒が広いといった点が挙げられます。
軒とは、外壁から外側に張り出した屋根の部分を指します。
軒を広くとることで、雨粒が外壁に当たりにくくなり、雨漏りが発生しにくくなります。
また軒には日差しを遮る効果もあり、家を長持ちさせる効果があります。
□まとめ
今回は、備えるべき災害と、それらの災害に強い家の条件について解説しました。
災害に強い家の条件を把握しておき、家を建てる際にはそれらの条件を満たせる家を目指しましょう。
当社では、安心して暮らせる頑丈な家づくりを行っております。
災害に強い家をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。